遥か国後に白夜は明ける

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先ほど、日ロ外相会談のニュースを見ました。北方領土返還に関する対話を「した」、とか「しない」、とか・・・。岸田外相の堂々とした態度を見て、昨日のラグビーの投稿に続き、もう一つの「奇跡」を思い出しました。そう司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」!!慌てて本棚を確認しに行きましたが、本棚に何故か肝心のクライマックスの巻が無い・・・。三階の納戸をあさり、先ほどようやく全8巻を見つけ出しました。

#妻が三階から出した本の埃に反応し、リビングでクシャミ連発!!申し訳なく、先ほど、ここパソコンのデスクに逃げてきた次第です。

さて「坂の上の雲」といえば奇跡の勝利、日露戦争でしょう。「坂の上の雲」は、主人公の四国出身の秋山兄弟が、大連は旅順(二〇三高地)と日本海海戦で戦い抜く物語。圧巻はバルチック艦隊を破った日本海海戦ですね!最強と言われたロシアのバルチック艦隊を迎え撃ち、勝利した日本海軍。うーん。また読みたくなる小説です。この時の日本海軍は丁字戦法(東郷ターン)と呼ばれる戦法でバルチック艦隊を撃破したのですが、様々な「運」を味方に付けた勝利だったと言われています。「東を支配せよ」という意味で名付けられた港「ウラジオストク」にロシアのバルチック艦隊はおらず、彼らは遠く西のヨーロッパからアフリカ、インド、シンガポールを周り遥々アジアへ来たのでした。日本海に到達した時には、船底に貝がびっしり付き、メンテナンスも不十分で石炭の煙をモクモクと吐く割にはスピードが全く出ないポンコツ船隊となっていました。そこにバリバリにチューニングした日本船隊が迎え撃つ。しかも当日は快晴&高波!!天候も味方しました!!秋山真之が打電した「天気晴朗ナレドモ浪高シ」という言葉は有名ですね。当時の日本軍の大砲の性能は優れており、晴天は敵艦を狙うのにうってつけ、そして高い波はロシア艦隊のポンコツ船がスピードに乗らないという絶好の気象条件だったということです。そして更に東郷平八郎があみ出した戦法(東郷ターン)で奇跡的な勝利を得たのであります(詳細割愛)。ヘロヘロで地球半周してきたロシア艦隊は、一隻でもまともな戦艦をウラジオストクに逃げ込ませることができたら「勝利!」と決めていたそうですが、残念、ロシアのバルチック艦隊はこの海戦で壊滅させられました。日本海軍の圧勝だったということです。もしこの海戦で日本が負けていたら、北海道はロシアのものになっていたとも言われています。逆にこの時の勝利により、北緯50度までの南樺太(サハリン)は日本領土となりました。今も、南樺太と北樺太が北緯50度で分かれているのはこの時の名残りだそうです。さて北方領土の話に戻りますが、歯舞、色丹、国後、択捉の四島は、昭和20年の8月、第二次世界大戦の終戦’直後’にロシア(当時ソ連)が攻め入り占領されてしまったということです。ズルいですねぇ。ロシアにとっては北方領土は太平洋に出るための重要なエリア・・・「ウラジオストク(東方侵略)に必要な場所」なんです。日出づる国「日本」は、アジア他国から見ると目の上のタンコブ、太平洋に出辛い、とても邪魔な国なんですね。中国も太平洋への道筋を確保するために、尖閣やら台湾、フィリピンあたりとゴリゴリやってるのでしょう。今日は、休みということもあり話が長くなりましたが・・・さらに冒頭に戻ります。今日の「岸田外相の堂々とした態度」・・・「あんたら、負けてさ、その後ズルいことしたのに良く言うよ。」という『余裕の態度』だったのだ、と小生は見ました(見てて小気味良かった!!)。北方領土は大切な漁場、是非返してもらいたいものですが、返してもらっても、あまり開拓をせず、自然を残し、遠くから眺めているのが良いのかもしれませんね。🎵遥か国後に〜白夜は明ける〜・・・。

投稿者:

KUMA581

東京出身、神奈川在住、O型、動物好き。- The amazing moments - その一瞬を切り取り、発信します。 I will capture each amazing moments and put out on the Net what I was experiencing in these situations.