SPACE X


先ほどテレビを見ていたら、「ZOZOTOWNの前澤社長が月に行く」というニュースが流れていました。月への周回旅行は、アメリカのロケット打ち上げなどを手掛けるベンチャー企業「SPACE X」の企画のようです。SPACE XといえばあのテスラのCEOイーロン・マスク(最近言動が怪しいですが・・・)が設立した会社です。民間企業の宇宙事業・・・大丈夫なのですかね?月まで行って着陸せずに周回軌道で地球に帰還した宇宙船・・・今から遡ること48年前、1970年に打ち上げられたAPOLLO XIII「アポロ13号」の事故を思い出します。この宇宙船は酸素タンクの爆発事故により月面着陸を中止し、月の周回軌道を経て・・・月の重力を借りて(スイングバイと言ったかな・・・?)地球に戻って来た奇跡の宇宙船であります。トム・ハンクスが演じた映画にもなりましたが、爆発でボロボロになった満身創痍の着陸船アクエリアスと司令船オデッセイの姿が記憶に残っています。縁起でも無いことを書きましたが、半世紀も前の出来事とはいえ、あのNASAが総力を注いだアポロ計画でのこの事故です。1986年にもスペースシャトル「チャレンジャー号」でも打ち上げ直後に大爆発を起こしていますね。果てして一民間ベンチャー企業が打ち上げる宇宙船、安全面はどうなのでしょう?堀江貴文も日本で電柱みたいなロケットの打ち上げに失敗してますし・・・ね。それと比べるのもなんですが、何か事故があった時の危機管理、リカバリーの選択肢は、お国を挙げたプロジェクトより、圧倒的に少ない(薄い)のだと思います。小生もプロジェクトと呼ばれる仕事を嫌というほど経験して来ましたが、予算には限りがあり、その関係上、真っ先に削られるのは「異常処理」の部分です(ちょっと言い過ぎですが、平均故障間隔「信頼性」を無限にすることは出来ず、それに近づけようとするほど莫大な費用が掛かるので、どこかで妥協せざるを得ない、という意味です)。この周回旅行、果たしてどの程度、フェイルセーフが考えられているプロジェクトなのか・・・興味があります。まぁZOZOの前澤さんもイーロン・マスクさんも堀江さんも皆、似たような方達とお見受けいたします・・・。失礼ですが、経営者、投資家(投機家?)のような感覚の皆さまのようで・・・。もし興味本位や、目立ちたいなど、名声のようなものが先走っているとしたら、おやめになったほうが良いような・・・(余計なお世話ですね)。仮に正常動作して月を回って帰ってこられる確率は9割を超えていたとしても、1割の事故(エラー)が起きた時にリカバリーできる確率は、3割にも満たないかもしれませんね。前澤さんと、そして同行する?アーティストの方?幸運をお祈り申し上げます。スイングバイで、太陽系の外に飛ばされないようにね・・・祈ってます。しかし度胸あるなぁ、と言いますか、個人的には、無謀の域という感じがしますが、無事帰って来たら、スーパーヒーローですね。一か八か、そういう星の下に生まれた方達なのでしょうね、きっと。凡人の小生にはちょっと理解できません。

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